まめすけ
ねぇ父ちゃん まめすけ保育園行くの嫌だ〜
ほんとに嫌だ!怖い〜!
朝の歌が歌えないのに~!!!
こう訴えて家の玄関まで行くと保育園に登園するのを渋ることが何度もありました。
保育園児の行き渋り‥
理由を聞いても中々返答なく困る時ってありますよね~
その理由の一つとして朝の歌の時間が嫌というのは一つ当てはまるかと思います。
話したくても話せない子が、みんなが大きな声で歌を歌っている時間を一緒に並んで過ごすことって精神的にきついですよね…
- 場面緘黙の子にとって朝の会の歌の時間は辛い
- 歌の時間を楽しい時間にするための取り組みは?
- 少しずつスモールステップを進めよう♪
保育園で流行っている歌、
季節の歌をチェックしよう!!
それでは↓
朝の保育園の雰囲気は?
保育園自体の雰囲気は全然問題なく、朝は先生方が笑顔で迎えてくれて他にも行き渋っている園児がいますが嫌な顔一つせず1人1人優しく対応されていました。
まめすけの行き渋りが強かったのは認可保育園に移ってすぐの時期の3歳の頃。次男が産まれたタイミングだったり、引越ししたり、この頃から場面緘黙の症状が出始めました。
先生と話し合って
行き渋りの解決に向けて保育参加をするのはどうでしょうか?。まめすけくんがお父さんお母さんと園の中で過ごすことで落ち着けるかを見てみたいのですが
ということになったんですね
保育園側からそんな提案していただけるなんて( ´Д`)
とてもありがたい案をありがとうございます!
保育参加は計4回程行かせていただきました。
登園後から朝の会までどう過ごしているのか
登園時のカバンの片づけやタオルの準備が終わって園児も続々と登園。準備の後は自由時間でみんなお絵かきをしたり、積み木をして過ごしていましたが楽しい時間もあっという間に過ぎていき、ピアノの音色が聞こえてきて
はーい、歌の時間ですよ~
と先生からの合図で園児が真ん中のプレイルームに集合していきます。しかし、そこら辺からまめすけの表情は曇りがちで父ちゃんのそばから離れずにいました。
その日は配慮していただいた保育参加で来ていたのでまめすけと一緒にクラスの列の最後尾へ移動。
歌の時間が始まった時の
泣き顔…
保育参加で発見したのですが、朝の会の歌の時間はとても辛そうだなと感じました。
列に並ぶ時も何度も後ろを振り向いて今にも泣きそうなクシャクシャ顔。
でも声は出せず涙だけポロポロと出て手をこちらに差し伸べて…、父ちゃんは一緒にリズムだけでも取ろうと手を握ったり肩に手を置いて動いてみたりしましたが、その時は全く効果がなく‥
そりゃそうですよねぇだって声が出せないってことは歌も歌えませんからどうしていいかわからないんですよ
保育園の先生が
あれ~パンダ組さんかな~声が小さいですね〜
って何気ない一言をみんなに向かっていう時があると思いますが、声が出せないまめすけは自分のことを注意していると捉えてしまうわけです⤵。
これでは不安で声が出せないので体も固まってリズムなんてとる余裕ないですよね〜
かける言葉が思いつかないなぁ
一緒に過ごした父ちゃんもどうしていいか分からず辛い時間だなぁと感じました
歌の時間を楽しい時間にするための取り組み
朝の会の時間は避けて通るわけにはいかず
登園時間を遅らすことは仕事の都合上難しく、1人だけ職員室にいるわけにも行かないので
どうにかその不安の状況に対応できるよう考えた結果、
まずは家でも歌うことにしました
家族と一緒に歌を歌うスモールステップです(^^♪
家で一緒に口ずさんでみよう ♪
家で保育園の園歌や朝の会で歌う歌を口ずさむようにしてみました
まめすけだって本当は大声出してみんなと歌を歌いたいと思ったのでまずは家の中で思い切り歌ってみました。保育園でのストレス発散です^^。
車で保育園に向かう道でも歌ったり、歌を歌っていることをお便り帳にも記載して先生に伝えたりすることで
まめすけ~!お家で保育園の園歌よく歌っているみたいね~♪
と声かけると笑っていました!
と記載があったり⤴。
季節が変わるごとに園で歌う歌を変えていると聞いたので、どんな歌を歌っているか定期的に先生に確認して家で一緒に歌って周りに置いて行かれないような取り組みをしてみました。
家に誰かが遊びに来た時に歌ってみる
家族だけでのスモールステップがいい感じで進んでいったので、祖父母や叔父叔母、親の友達家族が来た時にみんなが知っている歌をTVで流して一緒にリズムが取れるかをやってみました。
いつもは口ずさんでいる“パプリカ”を流すとニヤニヤ顔をしながら足をどんどん鳴らしたり少しだけ踊りたそうに手を動かしていたりと、歌をみんなで歌う環境を楽しんでくれていました。
家族以外の人とも歌えるようなスモールステップの取り組みも進めていきながら過ごしていると、保育園終わって車で帰宅中にまめすけの方から
ねぇとうちゃん!今日はさぁ、保育園であたらしい歌歌ったよ~
と歌えていなくても報告してくれることが何度か出てきました。朝の会に参加したことに満足感を得られていると感じることが出来ました。
その結果、自然な成長もあると思いますが1年ほどかけて行き渋りは徐々に軽減していき、5歳の年長クラスの発表会や地域のお祭りでは歌を歌うことが出来ました
地域行事に参加
初めて人前で歌を披露♪
それまでの取り組みを紹介発達障害を持つお子さんが学校の取り組みで地域の行事へ参加するとなったとき、無事にできるかなと心配ですよね。僕の息子まめすけも同じような心配がありましたがやり遂げた後の達成感で多くの笑顔が見られました...
まとめ
場面緘黙症の子にとって朝の歌の時間は過ごしにくい時間であると感じました。
その時間を少しでも楽しいと感じてくれるように
家で思いっきり歌わせてストレスを減らすような取り組みが出来ればいいのかなと思います。
本日は読んでくれて
ありがとうございました
また、興味ありましたら
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よろしくお願いします(^^♪