朝から仕事があるけど
小学校に一人で行けるのか不安だなぁ
僕も同じく悩んでいます
朝仕事の時間が迫ってくるので
焦りますよね…(´Д`)
急かして登校させるのは
逆効果!
不安が増大して
不登校につながります
- 原因を探ろう
- 勉強?給食?トイレ?
- 対策を1つ1つ考えよう
- 朝の時間にゆとりを持って
楽しい時間を作ろう - 勉強が楽しくなるように
やっていることは
まめすけの現状から
考えられることなので
経験談であって
全ての方に効果があるとは言えませんが
1人でも多くの方の参考になれば
嬉しいです^^。
それでは↓
学校のイメージは
みんな一緒ではない
本題に入る前に少しだけ
こういう話をしようかと思います
小学校入学して
“ひらがなを上手に書けるようになりたい!”
“体育の時間に運動したい”
なんて考えている1年生って
どれくらいいるんでしょうね?
自ら希望して小学校へ移動したのではなく、
保育園や幼稚園を卒園しての小学校ですから
子どもたちにとっては
希望での移動ではないんですよね
大人にとっては職場が変わるのと一緒で
自ら強い意志をもって転職した時に
職場に向かうのと、
希望はしていないにもかかわらず
職場の体制変更で部署移動になった場合では
仕事場に向かう時に気持ちが
変わってくると思います。
後者は不安な気持ちが
強いのではないでしょうか
ぼくはかなり緊張するタイプなので
職場での役割が変わった時は
緊張で押しつぶされそうでした
そこは与えられた仕事なので
前向きに対応しようと心がけますが、
内心不安でいっぱいです…(/o\)
子どもたちにとっても
学校は希望や明るいイメージだけでなく
初めは知っている子も少なく、
自分のことを
理解してくれている先生もいないので
不安な場所と認識している子も
いるかもしれませんね。
1つ1つの小さな不安が重なって
小学校へ行くときに登校渋りが起こったり
それが続いて気持ちが不安定のまま
学校へ行けなくなると
不登校と呼ばれる状態
になると言われています。
そうなってしまったら
親は仕事に行っている場合ではなくなるので、
何とか登校渋りの状態から
少しずつ渋らないようにしていきたいものです。
登校渋りの原因は何かを
考えよう
そこで登校渋りになっている原因として
どういうことが挙げられるかを
考えていきましょう♪
まずは原因を知ることで
対応策が考えられますからね^^
以下の原因はまめすけの実例を参考に
書き出してみました。
読者の方のお子さん全てに
同じ原因が当てはまるわけでは
ないと思いますが、
このような感じで原因を探ってみてください
1.勉強が楽しくない
なかなか率先して
勉強楽しい~~♪!
って言える子は少ないでしょう…
最近まで保育園の年長さんか
幼稚園生でしたからね
勉強の習慣がないので
慣れないことばかりが続く場所に
自ら行きたい気持ちは出にくいですよね。
自分で字を書いて伝えることが出来たり
ひらがなが読めて書いてあることが
分かるようになるなど楽しみも増えますが、
その体験を積み重ねるまでは
勉強はプレッシャーと感じる子も
いると思います。
2.苦手な給食がある
小学校の給食って
おいしいですよね♪
“今日は美味しそ~”
“うわ~納豆だ!苦手…”
と好き嫌いはありましたが、
毎月献立表を見るのは楽しみでした。
まめすけはトマトやチーズが苦手で
チーズが給食で出る日は
“今日チーズ食べれないって言って”
と家でも気にしてばかりで
朝ごはんが進まなかったり、
登校中や教室の前でも
先生に直接伝えるまでは
不安感が
収まらなかったりします。
入学して1カ月頃からは
“連絡ノートにチーズが苦手ですって
記入してあるから大丈夫だよ“
と伝えて
靴箱の前でバイバイできるようになりました
しかし、
“全部食べるまで
席に座っていなさい”
という指導の先生のもとだと
不安要素は
かなり強くなりますよ~。
3.トイレへ行く際に問題がある
場面緘黙の子はトイレが苦手な子も
多いと言われています。
加えて
自閉症がある子は
ルールを守ることに
強いこだわりを見せる性格が
特徴としてあります。
まめすけの場合、
“廊下を走ってはいけません”
“チャイムが鳴ったら
教室に入ってください”
“1年生はこのトイレだけ
使いましょう”
この3つの決まり事を言われたため、
廊下を走らずトイレへ行き、
毎回最後尾らしく
トイレで用を足せないまま
チャイムが鳴って
クラスに戻ることも多いようです。
授業途中で
トイレがしたくても
場面緘黙で声が出せません。
手を挙げて
みんなの注目を浴びるなんて
さらに不可です。
場面緘黙症+自閉症=
トイレがかなり
苦手かもしれませんね。
4.怖い先生がいる
これは子どもからしたら
不安材料の一つですよね。
実際に地域の
学童をすべて見学に行ったのですが、
一つの施設にオラオラ系の先生がいて
まめすけの性格には合わないと思ったので
そこは希望から外しました。
もちろん、イケないことをしたときに
しっかり怒ってくれるのはありがたいのですが、
あの先生=怒る先生とイメージがつく程の
先生がいると関わりが出来たときに
不安につながるかと思います。
5.まだ友達と話が出来ない
これは不安と期待と
どちらもあるかと思います。
保育園では話せなくても
一緒にいる時間が長かった分
コミュニケーションも取れていたので
不安感は軽減していきましたが、
初めましての子どもが多い小学校は
喋れないということで
不安が増しているように見えます。
登校渋りの対策を考えよう
このように
登校渋りにつながるような原因は
いくつか考えられますので、
それに対して
親ができることを
考えていきたいと思います。
親がサポートできることは
やっていきたいですよね。
まめすけの場合は
以下の取り組みを
意識したり行ったりしています。
1.朝の時間にゆとりを持とう
おーい
起きてくださ~い!
ご飯食べて~!
着替えもあるよ~!
もう6時40分だよ~!
と朝なかなか子どもが起きずにいた場合
何もかもが遅れて
急いで急いで状態になると
親も子どもも気持ちに余裕が
持てなくなります(´Д`)
お互い気持ちがイライラしながら
朝から準備…
これでは朝の登校も余裕がなくなり
不安だらけになりますし
その後、親まで仕事で気持ちに
余裕が持てずに
インシデントにつながるかもしれません。
こうなってしまうと
不安の連鎖が起きて
朝の登校渋りが起きやすくなるので
そうならないように
夜寝る時間をなるべく固定して
夜更かしは避けるようにしています。
特に発達に異常がなく
朝から親にワーワー怒られても
動じず準備できる子も
いるかもしれませんが、
発達障害がある子に
“あれしなさい”“これもまだだよ~”
とご飯や朝の準備を急かすのは
“火に油を注ぐ”というような
逆効果を生むことになります。
これは他人から見れば
過保護や甘やかしという言葉
を思いつく方もいるかもしれませんが、
それは当てはめれないかと思います。
本人たちは学校に行く準備を
頑張ろうとしているけど、
不安な気持ちで押しつぶされそうな状態
でもあるわけです。
もし朝に
不安な気持ちが出てきたら
話をしっかり聞くことが
できる時間が作れるよう
早起きを心掛けましょう。
2.朝に楽しい時間を作ろう
朝の時間に余裕がなくて
急かして準備して
そのまま登校だと
心の落ち着きがないまま登校
になってしまうので
そこから負の連鎖が
起きてしまうことが何度かありました
まめすけの場合も
小学校1年生に進級したので
ご飯を1人で食べたり
着替えを1人でしたり
帽子やマスクの確認など
色んなことを1人でやらせています。
しかし、
ご飯や着替えが止まりかけたときは
口頭で注意しつつも
介助して早く終わらせて
朝の時間に余裕を持たせて
遊ばせておくほうが
そのままテンション高めで
気分いい登校に繋げれている
印象があります。
まめすけの朝の活動リスト(^^♪
- 1人風船バレーをしたり!
- ボール当てをしたり!
- 外に出て青虫を観察したり!
- 自分の花に水を上げたり!
- Youtubeでひまわりチャンネルとフィッシャーズを観たり(笑)
玄関を楽しい気分で出ることで
登校渋りなく
学校へ行けることが多くあります
3.先生と連携を取ろう
保育園と違って、
小学校はお便り帳が
ないんですよね~
保育園の頃は
昨日会った出来事を
お便り帳に書いて伝えることで
先生からの声掛けのネタを
増やすことが出来ていました。
また、
リトミックで声が出せないことの心配や
お腹が痛くて便秘がちなど
保育園でのお便り帳は
連携を取るのにとても役立っていました。
家であった出来事や心配事が分かって、コミュニケーションがとりやすかったです♪
小学校ではどうしようか
考えていたところ、
支援学級の先生から
先生
お便り帳を用意しようと思っていますので
連携を取っていきましょう
と話があり
保育園同様にお便り帳を
活用していくことになりました。
さすがに、
保育園の様に昨日会った出来事を
一つ一つ書くと
先生の仕事が増えてしまうので
特に連絡がなければ書かないようにしていますが、
トイレの問題や
給食に苦手な食べ物が出るなど
不安要素につながること
をお便り帳に書いて、
行き渋りが起きないように
まめすけにも伝えています。
4.勉強が楽しくなるように
できることを増やそう
まず小学校1年生に勉強の習慣がない
そうは言っても、
勉強に楽しみを感じる子ってそう多くありませんよね~
まめすけは
知能検査でIQがグレーゾーンと
若干正常値よりも低めだったことから
年長クラスの時から
こどもチャレンジを導入。
それもあってか
ひらがなを読むのは
小学校入学前から
少しずつできていました。
しかし書くとなると
時間がかかり
“いやだ~わからないのに~”
とお手上げ状態。
加えてコロナウイルスの影響で
自粛中は自主活動。
まだ勉強の習慣がついていない
1年生に教えるのは一苦労
自粛明けると授業日数の確保のために
入学1週後から5時間授業がスタート
帰ってからも
宿題のプリントや本読みなど
保育園の頃と違って遊ぶ時間が減ったので
楽しくないようです(´Д`)
勉強が楽しくなるようにやっていること
それでも今はお絵かきしながら
おしごとおつかれさま
まめすけより^^
など母の日の絵にひらがなを書けるように
なってきたので書ける楽しさが
出てきていると思います♪!!
せっかく上手に書いているので
それを壁にたくさん貼って、
親や兄弟、友達が来たら
見えるようにしています。
褒められるとニヤニヤして
また何か書こうとするときもあるので
成功体験をどんどんさせてみよう
と考えています。
その結果、
壁が絵で
埋め尽くされてきました(笑)
学童からの月1度、
写真付きのお便りが届くので
それも壁に貼っているのですが
それにも友達の上に名前を自分で書いて
友達の名前を覚えながら
ひらがなを書く勉強をしたり
と楽しんでいます^^
あとはカルタをいくつか買って
遊びながらひらがなやカタカナを覚えています。
おかげで4歳の子が
ひらがなを読めるようになってきたので、
カルタはひらがなを読むことに関しては
かなり効果的だと感じています。
まとめ
この記事では
場面緘黙症がある息子まめすけが
登校渋りがないよう
今心配になっている原因と
できる対策について
まとめてみました^^
まめすけの現状から考えられることの
経験談ベースなので
全ての方に効果があるとは言えませんが
不安要素を1つずつ減らして
学校へ行っても大丈夫・怒られない
という認識を増やしていくような考えを持って
各家庭にあった取り組みを
考えていけばいいかと思います。
本日は読んでくれて
ありがとうございました
また、興味ありましたら
他の記事もチェック
よろしくお願いします(^^♪