どうも まめすけの父ちゃんです^^
この前は保育園生活を振り返って
どういう流れがあって友達と会話ができるようになったのかを書いていきました(^^♪
ここではその続き…学童について~の記事です
- 学童に行くことの理由
- 学童選びのポイント
- 学童への申し込み
- 学童が決まってから行たこと
・エクセルシートを使って情報提供
・子どもたちと先生に向けて 放課後カルテを寄贈
を書いていこうと思います。
ページの一番下の方に
今すぐ使えるExcelのシートも
載せているので
ぜひ活用してください♪
来年小学校入学のお子さんがいる
保護者の方の参考に
なるかと思います。
よろしくお願いします♪
学童を利用する前に
学童に行くことの理由
まめすけは保育園を卒園して
新しい友達や新しい先生がいる小学校に行くのも不安な気持ちがありますが、同時進行で学童に行くことも考えていきました
じいちゃんばあちゃんが住んでいる実家は近いので
学校から歩いて実家に行くことも可能ではあるのですが
- できるだけ多くの人と関わる機会を作っていた方が
小学校生活が楽しくなるかな - 楽しくなったら不安が軽減できるんじゃないかな
- 学童で多くの学年が交わる環境でまめすけのことを知ってもらうことで、
小学校でも気にかけてくれるお兄ちゃんお姉ちゃんが1人でも出てきてくれたら
という思いがあり、
学校が終わってからは
学童に行くことに決めました。
学童選びのポイント
学童を選び始めたのは年長クラスの10月頃からです。
というのも11月に希望の学童の提出があるので
それまでに一度は
学童の特徴や園児、先生の雰囲気
を見ておきたいというのがあったからです。
まめすけが通う小学校の対象の認可学童が4つあるのですが
父ちゃんと母ちゃんで手分けしてまめすけと一緒にすべての学童の見学に行きました
体育系の声が大きい先生がいたら
まめすけ萎縮しそうだな
走り回れる環境とかあればいいけどな
宿題を先にやらせる所もあると
職場の人から聞いたけど…
と期待を膨らませながら見学へ(^^♪
実際に
学童の特徴として
- 勉強中心であとは本を読んだり、カルタをしたりする
- 勉強もするけど、遊べる環境もあり外でキャッチボールやフラフープができる
など、学童それぞれで特徴があり
まめすけに希望の学童を確認しました。
また、
- 園庭の有無
- 勉強重視なのか運動重視なのか
- 夏休みの時のイベントの内容
などは父ちゃんと母ちゃんで話し合って親の希望も確認しました
あと!
絶対これは聞いておきたいこととして
これまでに
場面緘黙の症状がある子供を、
引き受けたことがあるかどうかです。
症状を見たことがあれば対応も変わってくると思うので
出来るならそういう学童や先生に学童をお願いしたいですよね~
地元の学童4施設中3施設は場面緘黙の子どもをこれまで対応して事がなく
設立して30年以上経っている施設でも場面緘黙の子を預かったことがない施設があり
場面緘黙症そのものがかなり少ない印象を受けました
学童へ申し込み
まめすけは2番目の希望の学童に入れました
以前は学童の申し込みはそれぞれの学童で行っていたようですが、
申し込み開始日に玄関に並ぶ人がいたりと混乱があったようで
今は役所管理で抽選まで行われます( ;∀;)
地域によって申し込み方法は違うところもあると思うので
年長クラスの夏ごろまでには
役所や学童に確認
していた方がいいと思います。
学童が決まってから 行ったこと
学童が決まった後は学童の先生との面談がありました
決まった学童は
場面緘黙の子ども対応したことがない学童だったので
場面緘黙症に対しての適切な対応を理解してもらえるように
以下の取り組みを行いました
これまでの経過一覧表を作成^^
通院している病院の心理士さんから学童と小学校へ
まめすけがどういう成長をしてきたかを伝えるために使ってください♪と経過をわかりやすく記入できる用紙を頂いたので
これまでの経過を一覧にした表を記入して学童へ持っていきました。
具体的にどういう対応がまめすけが安心しやすい環境になるかを示しました
一覧表の内容
- 3歳児検診、保育園の頃、幼稚園というふうに学年ごとに
- 場面緘黙の状況、保育園での取り組み、家庭での取り組み
を記入できるようになってます。 - 自分たちでプラスしてその他の項目を作り
病院受診の様子も記入しました。 - 他には性格や成績、趣味、気になること
- そして、お願いしたいことを書く欄があります
これを記入して見せることで
まめすけが徐々に話せるようになっていった成長の様子や
その時に保育園や家庭でどういうサポートをしていたか
をわかりやすく伝えることが出来ました。
例えば、まめすけの場合だと
2歳頃の状況
- 2歳頃の状況
無認可保育園から認可へ転園
転園をきっかけに場面緘黙症状が出る - 2歳頃の家庭での取り組み
色んな場所へ出かけたり、
本人が嫌がらなければ多くの人と会う機会を増やした - 2歳頃の保育園での取り組み
答えられる質問にする
歌など歌えない時は
役割を与えてもらう(楽器を持たせる)
3歳児検診
- 3歳児検診の状況
話せないのでアイコンタクトや指差しでできる検査は可能
家ではできるだろうことが、緊張のため行えなかった - 3歳児検診の時の家庭での取り組み
本人が安心できる環境作り
声を出すことを強要しない
5歳頃の状況
- 5歳頃の状況
発声はないが身振りと表情のみで友達と遊んだり、
レクに参加。トラブルもなし - 5歳6か月頃から友達間では会話が可能になったので、
友達経由で担任に意思を伝えられている - 夕涼み会や地域の祭りでの出し物、
発表会などで皆と一緒なら歌が歌えるようになった - 1人での発表は困難、
友達に代わりに発表してもらったり、
友達と一緒に発表 - 5歳頃の家庭での取り組み
場面緘黙の親の会に参加 - 5歳頃の保育園での取り組み
運動会や発表会など保護者の前で発表する機会が増加したが、担任が友達を交えてサポート体制を構築できていた
病院受診
- 病院受診
- 2歳10か月から小児発達神経の病院へ通院開始
- 4歳10か月 言語リハビリ開始 現在親の都合がつかず一時中断中
- 5歳4か月 自閉症スペクトラム症診断
性格
- おとなしい
- 不安が強い
- 緊張しやすい
- 優しい
趣味
- 工作
- 塗り絵
- スライム
お願いしたいこと
- 話すこと強要しない
- YES・NOで答えられる声掛け
- 不安そうな場面や表情が怖がっていたら、声掛けしてください
というような感じで
まめすけの家庭や学校での取り組み、病院受診の様子を書いて学童に渡しました^^
実際に学童に渡した原本の内容をほとんどそのまま載せています♪
これから学童を考えている
場面緘黙のお子さんがいる保護者や
人見知りがある新1年生などの先生との
情報交換の手段として役に立てれば嬉しいです
Excelで原本とまめすけの例のシートを
載せておきます
ぜひ参考にしてみてください
場面緘黙のマンガ放課後カルテを寄贈
まめすけが通う学童は場面緘黙の子を今まで経験したことがないと話していました。
そこで私たちは症状や接し方を
理解してもらいやすいように
場面緘黙症の本を寄贈^^
することにしました。
また、まめすけの学童には
小学校1年生から5年生まで約50人が在籍しており、
まめすけのことを全く知らないお友達に対して、
どういう風に理解してもらうかを考えたときに
毎回毎回送り迎えの時に一人ずつ説明するよりは
マンガを読むことで“場面緘黙症”のことを
少しでも理解してもらえたらいいんじゃないかな^^
と母ちゃんと相談し
“放課後カルテ”
というマンガを寄贈させていただきました♪
放課後カルテという本は
ある小学校の保健室の先生が産休で休みになったため、小児科医の先生が代理で赴任。
その先生が児童の日々の健康状態の推移や日常目にする子供たちの何気ない行動から、親や担任ですら気づかない小さな異変を察知して解決していくストーリーとなっています。
場面緘黙症のことを描かれている漫画があまりないのでネットで探して購入しました。
放課後カルテの8巻・9巻に
またがって描かれています。
内容としては小学一年生の女の子の場面緘黙が発覚し、家庭と学校の連携、スモールステップを順序だてて進めていく内容となっています。
音楽発表会を通して少し喋れていったので
症状が改善する早さとしては漫画っぽいというか…
こんなにすぐにはよくならないと思うところがありますが、
お友達が場面緘黙症について
どういう症状でどういう接し方をしたほうがいいか
が理解できる内容だと感じました。
小学校低学年の子が読むのは難しいと思いますが、学童にいる高学年の子が1人でも読んでくれたら学童内で口コミで場面緘黙とはどういうことかが広まってくれたらと願っての寄贈です。
まとめ
この記事では場面緘黙児が小学校入学前に行うこととして
学童に行くための目的や選び方のポイント、
学童に対して情報提供の方法などを書いてみました♪
また、学童に対して場面緘黙のことを描いたマンガを寄贈することで
お友達の理解力を深めることにつながればと思っています。
本日はここまで
記事を読んでいただきありがとうございました^^
他の記事もチェックよろしくお願いします