場面緘黙

人見知り…恥ずかしがり…僕の息子は場面緘黙症でした。気づいたきっかけ

どうも、まめすけの父ちゃんです^^

父ちゃん

この記事にたどり着いたということは
お子さんが人見知りや場面緘黙の
症状があるのではないでしょうか?

このブログを通して少しでも
皆さんの悩みに役に立つことが
出来ればいいなと思います。


この記事では僕の息子が


場面緘黙症の症状ということに
気づくまでのきっかけ

を話していきたいと思います。

この記事で伝えたいこと
  • 保育園卒園までのまとめ 
    場面緘黙発覚から3年 
    現状どこまで改善しているか
  • 保育士さんとのやり取り
  • 場面緘黙症を知ったきっかけはTV
  • 知ってからの親の気持ち
  • まめすけが当てはまる点は

それでは↓

場面緘黙症発覚から3年の現状報告



保育園や家庭での様子を話していく前に
少しだけ現状の報告です

先日
2020年3月 
僕の息子は無事に保育園を卒園し
2020年4月からは小学校へと入学していきます。


 
 息子の希望もあって幼稚園へは転園しませんでした。
 
 ひとつ目の理由は年長さんクラスが行うキャンプをとても楽しみにしていること。
 ふたつ目の理由は通っていた病院の心理士さんからも幼稚園へ転園することは 

幼稚園→小学校は
2回ステップアップを踏むことになるので
ストレスが2回来ることになるから
おすすめはできません

と言われていたからです。
 
 結果、2年間喋れなかった保育園で
年長さんの夏ごろからちょうど
キャンプが終わってから発言が出てきました。
 

最終的には
友達となら自ら話しかけれるようになるまで
成長することができています。

 今の状況に親はもちろん、先生や子どもの友達の保護者からも
 だいぶ成長したね~とみんなで喜んでいるところです。


 現状はこんな感じで場面緘黙は改善傾向にあります。 


では、どうやって場面緘黙という症状に
たどり着いたかをみていきましょう。

無認可保育園へ入園 3歳から認可保育園へ

 結婚してからは隣町に住んでいましたが、後々地元に戻りたい希望があったので
1歳から地元の無認可保育園に入園することになりました。


 
 無認可保育園で1歳から2歳までの2年間を過ごしたわけですが、


先生に「これとって~、あれ開けて~、せんせい見て~」

など先生に何か訴えることはできていたようです。

父ちゃん

 無認可保育園の先生とは運良く!
マラソンを通して交流が続いているんですよ~。^^


 

 マラソン練習で走っているときに月に1~2回は町の中でばったり会うので
いつも気にかけていただいています。


 
 そこで
「うちに通っているときは玄関での人見知りは強かったけど、父ちゃんたちが仕事で見えなくなったら普通な感じで喋って過ごせていたけどね~、他の先生とも何でかね~って話しているよ~」


 などと無認可時代の様子を教えてもらったり、今の状況を伝えて
 保育園との連携や支援策、家庭でできることなどのアドバイスをいただいたりしています。
 


 無認可時代はたしかに玄関での行き渋りは強かったなぁと思います。毎回泣いていましたし、車から降りてすぐ玄関ですが車から出ることから渋っていてしょっちゅう抱っこされていました。


 
 でも保育園自体はとても楽しいようで、迎えに行ったときは「見てすごいでしょ」と言いたいような視線で父ちゃんの洋服を引っ張って外の遊具で遊んでいましたし、1年の様子をまとめたアルバムでもみんなの輪の中でポーズ取れている写真もありました。
 当時は人見知りは強いけど、保育園は楽しい場所と思ってくれていたように感じます。



 

保育園自体は楽しんでいるけど、
離れる時はたしかに不安は強そう

くらいの印象でした

保育園の先生とのやり取りの中で

認可保育園へ移りました

 地元へ引っ越したタイミングで認可保育園に移れることになりました。

 次男も認可保育園へ行けることになったので、同じ保育園に通ったほうが都合がいいこともあって移動になりました。 

父ちゃん

 移動した後からですね~、
話せない・動けない・保育園行きたくない
のような症状の異変を感じ始めたのは…




 3歳から認可保育園に入園したので、まめすけのクラスには18人のお友達が在園していました。

3歳なら仲良しの友達ができていたり、朝登園した後に遊ぶおもちゃが決まっていたりするのでその中に入っていくのはとても緊張しただろうなと思います。
 
 大人でも職場を変えたり部署が移動した後すぐにはなじめずストレスを感じる日々が続きますよね。
 
 無認可でも登園時の行き渋りはあったので、引き続き認可へ移った後も登園時はグズグズしていましたが呼び出しがあるほどではなかったので、そのうち慣れてくるだろうと思っていました。

先生から気になる言葉が


 入園して10日ほどたったお便り帳に

「早くまめすけのおしゃべりききたいなぁ」

と先生のコメントが書かれていたことで園で話ができていないことを知りました。
 
 家に帰ってきてからは「今日はあの子と遊んだよ~、明日は朝のお迎え先生いるかなぁ、」など保育園での様子を隠すどころか寝るまで話してくる感じだったのでそういう事実に気づけませんでした。
 
 その度に、

保育園ではあまり話しないの?緊張する?慣れていないからかな?

とどうにか緊張を緩和して保育園へ行き楽しむ方法を考えていました。
 しかし、この対応は

場面緘黙の子にって適切な対応

にはなっていませんでした。



 その後も先生の話にうなづいて答えるだったり、トイレに行ってアイコンタクトでじーっと見つめてトイレを教えたりはできてきましたが
 話すどころか単語も出ず「あ」の一文字も聞いていない状況が続きました。

園児から質問攻め… 3歳児検診で



 この頃は迎えに行ったときに同じクラスや上のクラスの子からも

「なんでまめすけは喋らないの~、家では喋るの~」

と何名かに囲まれて質問攻めにあっていました。

父ちゃん

子どもは素直ですからね~、
2週間もお友達が喋っていなかったら
不思議に思いますよね( ゚Д゚)。

まめすけも近くにいるので
「まめすけは緊張しているから上手く話ができていないけど、家に帰ったらみんなの話いっぱいしてくれるから保育園とても楽しいみたいよ~、まめすけも喜んでいるからたくさん遊んであげてね」


 
 と説明するのがやっとでした。

 4月の下旬に3歳検診があったのですが
色々検査は順調に進んだ後、保健士さんとの面談では固まってしまい指差しやアイコンタクトとうなづきで検査は進みました。
 
 保健士さんによると力はあるのに、場所によって緊張が高くなることで力を出せなくなったりすることもあるので


 本人が安心できる環境づくりを心掛けていく

といいと思いますとアドバイスをいただきました。

 そして家でも保育園でもまめすけの行動を自然な形で見守って1か月が過ぎた

5月下旬 認可保育園に入園して約2か月が過ぎたころ…

アンビリーバボーを見ていた祖母が場面緘黙症を発見

症状の名前は場面緘黙症!!

ばあちゃんがたまたま観ていた「奇跡体験!アンビリーバボー」の中でまめすけに似ている人の特集やっていたよ!!と連絡がありました。


そこで初めて 
場面緘黙症 
という症状に出会いました。

ん!?場面緘黙症!?と色んなサイトや本で調べたところ…

家では普通におしゃべりするのに、幼稚園や保育園、学校などの社会的場面で話すことができない状態を「場面緘黙」と言います。家では問題なく話すため、長い間気づかず、先生から聞いて驚かされる保護者が多いのです。「選択制緘黙」とも呼ばれています」。

引用元:場面緘黙Q&A P9 かんもくねっと著
父ちゃん


早期に場面緘黙症について知ることが出来て

保育園の頃から適切な対応に
取り掛かることが出来たのは

よかったなぁと思いますよね~

という症状が書かれていました。

親の気持ち


 嫁さんと一緒に

あぁこれだねぇ…絶対この症状だよ
200人に1人の割合で不安な気質を持って生まれてくるのかぁ

父ちゃん

気質って…話はできないのか…
成長したら話ができるのか…
学校生活はどうすれば…
友達作れるかな…
虐められたら…
親のせいなのか…
周りにどう説明したらいいんだ…
ってもう疑問と不安だらけ

…まじかぁ…どうなっていく…って

たぶんこれを読んでくれている皆さんも
この先どう成長していくのだろうと思っていますよね?

まめすけの特徴で当てはまる点は

3歳の頃のまめすけによく当てはまるような特徴としては 
このようなことが挙げられました。

まめすけの3歳の頃の特徴

  • 家では喋ることができる、むしろ寝る前までよく喋っている 
  • 特定の場所で話すことができない
  • 先生の話は理解できており、先生は特に困っていないことが多い
  • 喋らないのほかに動けなくなる症状もある
  • 学校のトイレに行くことができない
  • 予定通りでないと不安になりやすい

などが場面緘黙の人に見られる症状と一致していました。

場面緘黙症と気づいてから

 このような流れで僕たち夫婦は
まめすけの人見知り!?恥ずかしがりや!?緊張が強い!?
と思っていた症状が


場面緘黙症

ということに気づくことができました。

場面緘黙と気づいてからは
保育園の先生との連携や病院からのアドバイス、
場面緘黙の子供を持つ親とのつながりなど
まだまだできたこともあるんじゃないかと思うこともありますが
色々対応をとってまめすけの成長をサポートしていくことができました

 このブログを読んでくれている皆さんへ


同じような悩みを抱えている親だったり
保育園にそういう子がいるけどどう対応したらいいんだろうと考えている保育士さん
病院に通ってくる子がいるけど、実際どういう症状があってどういう経過をたどっているのかを知りたい医療従事者の方

などが多いかと思います。

せっかくまめすけが成長しているのを一番身近に感じているので


  1. 3年間で感じた成長
  2. 病院からのアドバイス
  3. 保育園での取り組み
  4. 周りの友達との環境
  5. 家での遊び
  6. スモールステップ

などを、
このブログを通して発信していく事で
少しでも悩みを持っている方々の支えとなればと思っています。

気になる情報あれば他の記事も読んでみてください。

どうぞよろしくお願いします。 

ABOUT ME
まめすけの父ちゃん
まめすけの父ちゃん
沖縄の病院でリハビリ職として勤務。2020年4月から小学1年生になる長男が場面緘黙。息子が3歳の頃は情報が少なく不安でした。同じ悩みを抱えている方々へ少しでも役に立つ情報が発信できたらと思いブログを始めました。場面緘黙の認知が広まり息子が過ごしやすい環境作りを目指します。今までの家庭や保育園での取り組み、まめすけの日常や成長過程をTwitter発信しています。    下からフォローよろしくお願いします^^